ハンス=ヘルマン・ホッペの著書の本邦初訳。
本書は「私有財産の経済学と倫理学」の第8章を翻訳したもの。
著者の「第2版へのまえがき」「第1版へのまえがき」を追加。

ハンス=ヘルマン・ホッペ(ドイツ人:1949年9月2日生まれ)は、著名なオーストリア学派の経済学者でリバタリアン無政府資本主義の哲学者である。ホッペはラスベガスのネバダ大学における経済学の名誉教授である。ホッペは広く議論された何冊もの本の著者で、彼の研究は22もの言語に翻訳されている。(参考:Wikipedia)

しかし、日本ではホッペの著書は一冊も翻訳されていない。その一部は越後和典先生(滋賀大学名誉教授)の論文(※)で言及されているのみである。ホッペの著作が一切翻訳されていない現状は日本にとって大きな損失であると思う。私(訳者)自身もこの論文でホッペの存在を知り、ホッペの業績を日本国内にも広く知らしめるべきであると考え、本書を翻訳するに至ったのである。

  ※越後和典「新オーストリア学派とその論敵」(慧文社)

「私有財産の経済学と倫理学」の内容紹介(原書裏表紙より):
ハンス=ヘルマン・ホッペによってカバーされた話題は広範囲(雇用